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神宮のさくら_f0022142_13253228.jpg毎年恒例のお花見&神宮参拝とはいえ、ほんの1日2日ずれただけで、
毎回違う様相の神宮の桜です。
「あの年と似てるね」なんてことは、一度もないのが不思議。

井伊直弼の茶湯一会集(ちゃのゆいちえしゅう)にあることば

茶湯の交会(こうえ)は一期一会といひて、
たとへば幾度おなじ主客交会するとも、
今日の会にふたたびかへらざる事を思へば、
実(げ)に我一世一度の会也。
さるにより、主人は万事に心を配り、
いささかもそまつなきやう深切実意を尽くし、
客にも此会(このえ)に又逢ひがたき事をわきまへ、
亭主の趣向、何一つもおろかならぬを感心し、
実意を持って交るべき也。
是(これ)を一期一会といふ。

ともするとすぐに忘れちゃうんだけど、
日々の一瞬一瞬を、心して大切にしていかなくちゃね。

神宮のさくら_f0022142_13363978.jpg
 側溝に花びらがたまって
 桜の川のよう

 人智の及ばぬ何かが息づいていても頷ける
 風に散る桜はうそみたいに幻想的でした^^
# by rin-chin-chu | 2012-05-09 23:21 | ひとりごと
感じたことを言葉にするのは難しいななんて思ってたら悪戦苦闘_f0022142_17185344.jpg
なかなかブログの記事にできなくなっちゃう。
そんなこんなで過ぎ去る前に書いてしまおう。

新年度始動のスレッドで前出したように、
この週末は、太郎は例の合同チームでの大会本番だった。

向こう様チームのキャプテン君とエース君は、
選抜なんかにも選ばれちゃうような選手なわけね・・・。
ブロックもレシーブも弾き飛ばすくらいのパワーだけど、
レシーブとトスがあってのアタックなわけで・・・・
そこにローテーションもわからない4人を入れて6人。
全員揃っての合同練習はたった5回。
ただで済むわけはないと思っていたけれど、
1試合めが始まるやいなや、やっぱり・・・・
あれよあれよというまにポジショナルフォルトの嵐。
サーブが打たれた瞬間ホイッスルが鳴る鳴るww
サーブの瞬間はコートポジションを守らなければいけないのに
ゲームポジションと混同しているもんだからもう大変・・・

それだけで軽く6点くらいは失点したのかもしれない。
思うように動けないんだという意識がラリーの最中まで持ち込まれ
ゲーム自体もぎくしゃくして、それも合わせて10点以上失点した。

それでもなんとか勝って2試合め、ポジションは把握したけれど、
相手がそこそこに強いために点数が開かない。
バックアタックに入ってきたエース君を
前衛の初心者君が避けられずに激突してみたり・・・
(これ、太郎も練習のときにやったんだよね^^;)
焦ったキャプテンのポジショナルフォルトが3回続いたり、
(後衛セッターのときに飛び出すのが早い)

テンションが下がると一気にムードが悪くなり、
あっというまに流れを奪われ、フルセットに持ち込まれて負けた。

残りの1試合に勝てば、予選は突破できるのだけれど、
キャプテン君がものすご~く落ちて誰も寄せ付けず、
茫然自失のていで何かを考えている・・・・可愛いww

彼のお母さんは「そんな小さい男ほっとけ」とお怒りモード。
だってね~、経験したことないんだと思う。
ずっと強いチームに身を置いてきて、自身力いっぱい頑張れば、
必ず輝かしい結果がついてきたはずだったのに、今はどうしたことか、悪戦苦闘_f0022142_17223993.jpg
必死で頑張っても頑張っても、うまくいかないことがたくさんあって、
だけどチームのムードも勝敗も自分にかかっていて、
しかたないとわかっているから仲間にも当たれないわけだし、
ものすごい葛藤の中にいるんだと思うんだよね、15歳の少年が。

かたや、できるだけ足を引っ張らずにと祈りながら、
なんとかして必死にアタッカーにつなごうとする、
力足らずの太郎たち12歳の少年らもいる。

親たちのあいだでは、どっちの立場の子にとっても
すごい成長のチャンスだよねと話してはいるけど、
本人たちにとってはそれはそれは重いプレッシャーだよね。

気を取り直して3試合め。
思い切り気持ちを切り替えたらしいキャプテン君は、
全力をもってして叫ぶわ笑顔で走り回るわ、それはそれは見事なもので、
チームの雰囲気は最高潮、相手を一気に攻め落としてストレート勝ちした。
いや~~~たっぷり1日かけて、少年たちの長いドラマを見ているみたいだった。
親にとっては最高におもしろかったww

それぞれの子供たちは何を感じたんだろう。
バレーって、ほんとうに全員でやるものなんだと、
太郎はちゃんとわかってくれたかなあ。

ちなみに、中学生8チームを目にした中で、太郎が一番チビだった・・・・。
わかっちゃいたけどね、次の決勝大会でもきっと同じ目にあうに違いない。
何かの間違いかなと思うくらいチビすぎて、間違いなく一番先に狙われるんだもん。
タイムアウトで隣にエース君がいると、40センチの差があるんだもーーーんww
# by rin-chin-chu | 2012-04-24 15:48 | 子育て
おべんとおべんと♪_f0022142_17534232.jpg
これから姫が毎日お弁当持っていくでしょ。
弁当箱コレクターとしては、それにかこつけて、また色々なお弁当箱を買い足しちゃったw
いつか絶対買うぞと思っていた曲げわっぱも、姫と夫のぶんを2種類。
曲げわっぱは使っていてものすごく楽しい・・・♪ 大事よね、そういうモチベーション。

お弁当の中身は、「いつもママが作るようなお弁当がいい」と姫がいうので特に変わり映えはしないんだけど、姫にたまに作っていたお弁当と、夫に毎日作っていたお弁当は・・・・ちょっと違う気がするw
夫は口にはしないけれど、前の晩の残り物が入らなくなったことと、
品数が増えていることに気づいているに違いない。
・・・まあいいかw

あっ、写真とろ!と思ったのはいいけど、
姫が家を出るのは早いので、今日の写真は夫のお弁当。

玉子焼き、ぶりの照り焼き、れんこんのきんぴら、かまぼこ、
あらびきういんなときゅうり、ミニトマト、はんぺんの磯部揚げ、
えのきとほうれん草の煮浸し、からし明太子、白米
# by rin-chin-chu | 2012-04-13 18:04 | 料理
先週末あいついで姫と太郎の入学式を終え、
二人ともやっと今週から各々の学校へ通いだした。
どちらもまだこれからの準備段階というところで、
私は毎日結構な量の書類書きやら支払いやらに追われている。

どちらも部活紹介の行事は終わったようだけど、
姫はまだなんの活動をしたものか決めあぐね、
太郎は、バレーのクラブチームに入るため部活動はできない。

市内に男子バレー部がないために
今までにもクラブチーム設立の話が何度も出たのに
なぜか設立実現が、人数の足りない今年度とは・・・。

時間にして1時間ほどのところにある市外のクラブチームから、
4月の大会に合同で出ませんかと誘われてしまって、
いやそれはいいんだけどね、人数足りなきゃ練習もままならないし、
ただ、そこがもともと全国にいくようなチームなわけで、
たまたま今年度3人しかいないってだけでレベルは高いし、
監督はもう・・・・手が出る足が出るのスパルタ監督なわけね。

中1で、しかも身長140センチ、ジャンプしてネット「下」50センチ。
人数ぴったりいたしかたなくレギュラー入りってどうなの。
かくして・・・・太郎徹底的にヤラレル・・・の巻。

「だめだもう殺される」と泣き言三昧の太郎にいらいらするw
母はどんなときでも全面的に支援も協力も惜しまないけれど、
間違ってもらっちゃ困るのは、「頑張る」から助けるんであって、
冷たいことに、愚痴や泣き言を聞く耳は持っていないんだなーこれが。
この先生きていくうえで、どんな状況やシーンであっても、
人の心を動かし物事を動かすのは、頑張る姿勢にかかっている。

いま彼は、後戻りなんてできないのに前へ進めない、覚悟が決まらない。
現時点での姫と太郎の大きな違いはそこかなーと、母は思っちゃう。

私立にいくことになった姫が最後までクヨクヨと気にしたのは、
公立より何倍もかかるお金のことだった。
お金のことは一切気にしなくていいから、そのぶん、
人の何倍も高校生活を楽しんでちょうだいと伝えてから、
自分の学校についての愚痴はママは聞きたくないよと言い添えると、
「わかってる」と笑って答え、きっと彼女は、ひたすら毎日、
新しい学校のいいとこ探しをしているんだと思う。
楽しかったという土産話を、毎日山のように持って帰ってくる。
いいのよそれで。

何もかも犠牲にしてさんざん頑張った末の公立失敗で、
いくらでも泣き言や愚痴を聞いてあげようと思っていたけれど、
ばれなかったとはいえ、きっと私は3日が限度だったなー。
もしも4日めに泣き言を聞いていたら、怒鳴っていたに違いないww

というわけで太郎君、母は思ったより気が短いよーだ。
新生活での勉強が大変、バレーが大変、太鼓が大変なんて、
いつまでもグズグズ言ってるといいかげん鉄拳が飛ぶぞ。
# by rin-chin-chu | 2012-04-12 17:17 | 子育て
3月13日が、姫の中学校の卒業式だった。
いま姫のクラスは、信じられないくらい仲がいい。
1年前は荒れに荒れて、仲間を仲間とも思わない様子だったのに、
担任が変わってからというもの絶え間ない進化を続けたのか、
このクラスが大好き!という雰囲気がみんなから伝わってくる。

卒業式が終わって、姫がふと
「やまちゃん(担任)は1年間一度も怒らなかった」と言った。
前の担任は怒鳴るのに疲れ、ホイッスルまで吹いたのにね^^;
北風と太陽の童話を思い出す。子供たちはコートを脱いだのだ。
違いを数えあげればきりがないけど、一番大きかったのは、
子供たちを信じる気持ちが、本人たちに伝わったことなんだと思う。

書店へ行くと、教師に向けたクラス経営の本が山ほど売っている。
こんなにもあるってことは、こんなにも困っている教師がいるってことだ。
もちろんどれもいいことが書いてはあるんだけど、
そんなものをどれだけ読んだって、役には立たない気がする。
どんな立派な仮面をかぶっても無駄というもので、結局は、
人間として、素の自分で真っ向勝負するしかないんじゃないのかなあ。

卒業式後の3月16日、公立高校の合格発表が終わり、
志望校合格ならずだった姫はやっぱりどーんと落ち込んだわけで、
18日に学校で予定されていた学級レクに行かないと言い出した。
代表委員だから、思いっきり主催側の幹事なんだよね。
性格的に長くは落ち込めないだろうから何も言わないけど、
忘れないでほしいなあ、姫のクラスは最高といって楽しみにしてたこと。
卒業アルバムに書かれていた、みんなからの言葉。
「離れてもずっと友達だよ」「姫と一緒でめちゃ楽しかった」という女の子や、
「姫と代表一緒で良かった」「ガチで尊敬してます」という男の子や、
「出会ってくれて本当にありがとう」という担任の言葉。

翌日姫は、模造紙にバスケやバレーのトーナメント表を作り、
チーム分けのくじをせっせと作り、翌々日それらを抱えて出て行った。
数時間後には、めちゃめちゃ楽しかったと言って帰ってきて、
今年中にクラス会企画してねって言われたんだーと笑っている。

無駄だったことは何ひとつないと信じたい。
去年さんざん怒ったり泣いたり暴れたりしていた、
あの子もこの子も笑顔で次の空へ。
# by rin-chin-chu | 2012-03-27 08:25 | 子育て